チャレンジ海釣り

海と魚が好きなビギナーフィッシャーマン

10/15 日光日帰り旅行

10/15奥さんも休みをとったと言うので日光へ。
目的は日光東照宮華厳の滝

往路はすいすい。特に渋滞もなく東照宮へ。
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有名な三猿の彫刻。見ざる、言わざる、聞かざる。幼少の小猿に対してより良い成長を願い、幼少気には、悪いものを見せない、悪いことを言わせない、悪いことを聞かせないようにとの教えを表しているらしい。
この彫刻があるのは厩舎(馬小屋)の壁、古来より猿は悪いものから馬を守る力があると信じられて来たらしい。
この三猿以外にも猿の彫刻があり全部で16匹いて、成長の過程でのそれぞれ8場面を表しているとのこと。
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これもまた有名な眠り猫。左甚五郎の作とされる。左甚五郎の作とされる作品は数多く残されていて製作時期も約300年程の幅があるため、特定の人物ではなく当時活躍した複数の名工の総称ではないかとされる。
猫は眠っているように見えるがいつでも攻撃できる体制をとっていて、これはその後に控える家康の墓所を守っているのだと言う。この写真では良くわからないが、wikipediaとかの写真を見ると確かに前足が構えているのが解る。

この眠り猫の後ろには雀が遊んでいる姿が彫刻されていて、天敵である猫が眠っているそばで雀が遊んでいられる平和な世の中への願いが込められているとのことらしい。

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続いては鳴龍。 この中は撮影禁止。
天井には龍の絵があって、龍の真下で拍子木を打つと、その音の共鳴する響きを龍の鳴き声としたもの。拍子木を打つ位置が変わると共鳴は起きない。気が付かなかったけど、天井が少しへこんでいて、音が共鳴しやすいようにようになっているらしい。フラッターエコーと呼ばれる現象らしい。
龍の鳴き声を聞くと願い事が叶うと言われているそうな。ありがたや。

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こちらは陽明門の逆さ柱について、
陽明門に使われている柱は12本、それらにはグリ紋といわれる模様が施されているが、この中で1本だけこの紋様が逆になっている柱がある。
これには魔よけの意味があるそうで、完璧なものには魔物が入る隙が生まれると考えられていたことから敢えて不完全な部分を残してあるらしい。

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東照宮をあとにして、近くのお店でお昼。
この地方は湯葉が名物出そうで、湯葉づくしという定食を食べた。美味しいが、なんか物足りなく感じてしまう。
ただ体にはメチャメチャ良さそうだ。

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お昼を食べたら、いろは坂を通って華厳の滝へ。日本三大名瀑のひとつに数えられるもの。
中禅寺湖から流れる水が、高さ97m一気に掛け落ちる様は雄大で力強い。
実は水量は上流にある中禅寺湖ダムの放水量によって変わるらしく、雨の量や、水力発電所の電力量などによって調整される。通常は3~5t/s、多い時では30t/sなんて時もあるとか。

華厳の滝を見た後は帰路に、
帰りはしっかり渋滞に巻き込まれて帰りましたとさ。